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〇“内面から湧き出る美しさ”

 8月11日のスペシャルイベントに参加したずんずくずーさんから、たくさんのレポの投稿がありました。残念ながら黒ひげは一刀目で跳んでしまったらしいですが(笑)、推しのまいちゅんとその隣にいた絢音ちゃん、二人の心配りがとても丁寧で心温まるものだったようで、感動と驚きのレポートを楽しく拝読させていただきました。
一部を抜粋して引用します。


輝いてたね。凄かった。なんかね、あーちゃんの周りにね 
『清廉という名の女神』がいてね、あーちゃんを不浄なものから守ってるって感じ。 

んであーちゃんもそれを自然に受け止めてて神様に守られてても 
『幼い頃からずっと守られてきたから別に普通』みたいな。 

今までみたことないような美しさを見たね。 
何だろうあれ。内面から涌き出る美しさかな…… 
あんな人みたことないや。 

 生の鈴木絢音に接した臨場感、とても伝わります。いたって普通の子のような感じなんだけど、でもどこか普通でないような感じ。その清廉さ、そこはかとない美しさ。彼女の外面についてはどうも上手く形容できないというか、何か言葉では表現しきれないようなものがあると感じています。

 じょしらく弐、波浪浮亭木胡桃役での怪演!を契機に、そして最近のテレビ番組等での露出の多さとそこでの発言や活躍を通して、「イメージが変わった」「見た目と実際が違う」「意外な一面を見た」「活発でおもしろい」、こうした反応がこのところ多いような気がします。大変いいことではないかと思います。いま、大変な勢いであーちゃんのファン増えていっているのでは、と思っています。

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 実際、既に13thから設定部数を売り切ってしまう人気があったにもかかわらす、14thから謎の部数減らしがあって、今回も部数が微増にとどまったことで、今や最も握手券が入手しづらいメンバーの一人に名を連ねてしまいました。(学業など、いろんなバランスに配慮がなされているのでしょうか?)

 見た目とのギャップに関しても、ようやく、あーちゃんの活発さが理解されて浸透してきたのかなと思っています。「真面目で利発だけれど大人しい」、そうした一面だけで理解されてきて、確かに人見知りな一面はあるけれど、実は、飛び跳ねるように笑ったり、深い瞳と真剣な表情で人の顔を覗き込んだり、すごく活性化されたキャラクターの持ち主であることは、握手会に足繁く通い倒した諸兄には十分ご存知だったことと思います。(笑)

 どのメンバーひとりをとってみても多くの魅力に溢れる乃木坂46の中で、何故鈴木絢音に魅かれるのか(あと伊藤万理華と斎藤ちはる)、推しを語るのはちょっと恥ずかしいような、難しいような気持ちもあるのですが、ずんずくずーさんの“内面から湧き出る美しさ”、という言葉をきっかけに、彼女の内面をかたちづくるものについて少し考えてみたくなりました。彼女の美しさを外に表出させているものは、その内部に凝縮されているのではないかと。    (音楽編)

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〇スーザ

 彼女が吹奏楽部出身で、現在でもフルートを吹いていることは周知のことです。スーザについて敢えて説明はしませんが、自分でも解説して後にクイズにもなってしまうくらい、スーザとあーちゃんは強い繋がりで認識されていると思います。2月京都での生誕祭も入場に「士官候補生」、退場に「星条旗よ永遠なれ」が使用されてました。

susa 自分も小学生から大学生、社会人と20年ほど吹奏楽をしてきました。確かにスーザを嫌いという人は絶対にいないと思いますが、逆に積極的に好きという人もかえって珍しいなと思います。率直な印象として。というのは、中高生にとっては必須のレパートリーではあるのだけれど、どこか通過儀礼なようなところもあって、必ず経験する割りには、やがて縁遠くなっていく(但し体育大会とか運動部の壮行会等を除く)。あとはコンクール一直線、みたいなのがまあ普通といえば普通。


 なので、あーちゃんが尊敬する作曲家としてスーザを挙げているのを知ったとき、「なんて素直でいい子なんだろう」と、すごく上から目線で見るような感じで好意を持っていたのですが、時間の経過とともに、彼女のブログやモバメに触れるにつれて、だんだんと自分のほうが下から見上げるように変わっていくのです。
 


〇アルフレッド・リード

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 スーザが「マーチの神様」と形容されるのに対して、リードは「吹奏楽の神様」或いは「吹奏楽の父」とたとえられます。ブログの中で好きな作曲家の一人に挙げています。握手会で話したのですが、「アルメニアンダンスパートⅠ」を吹いたそうです。中間部に美しい木管パートがあります。トロンボーンとホルンのシンコペーションに乗って、やさしくフワリとしたフルートの旋律があります。このあたり、握手会で話すと異様に身を乗り出してきて、ほんと好きなんだなということがよく伝わります。自分もこの曲は大好きなので、大人になった今、まさかあーちゃんとこんな会話ができるとは夢にも思わず、とても感激したことを今でもよく覚えています。

〇デュカス

 ブログのタイトルにもしていました。「魔法使いの弟子」ですね、映画「ファンタジア」の。これについても握手会で話しました。特に、洗足学園のフルート10本編成バージョンの話しをしたら目をすっごく大きく見開いて、「ほんとですかっ!」と驚いていました。その後youtubeで実際に見たのかどうかはわかりませんが、どうもディズニー経由ではない入り方をしているような感じがしました。わりとマニアックかも・・。

                                 (ディズニー画像を貼ったら怖いってほんとですか)

〇ラフマニノフとストラビンスキー


 握手会ではあまり時間がないので、両者に関しては何も話したことないです。ただ一般的にはピアノ協奏曲と、あとは火の鳥かな。いつか機会があれば尋ねてみたいと思います。

〇メヌエット(「アルルの女」より)を採譜して吹いた

 これは自分も高校生のときにまったくおんなじことをした経験があって、まるでわが子のように感じてしまいました(笑)。自分の場合は譜面に起こしてそれを好きだったフルートの子に吹いてもらって自分がピアノ伴奏するという、、なんて青春・・。あーちゃんがメヌエットを吹く様子を想像するのですが、彼女にあまりにピッタリですね。いつかライブでもテレビでもいいので披露してもらいたいです!ゆったんの個人PVの中で、「突然 聞こえた メヌエット ・・・」っていうのも最近ありましたね。
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〇「別れ際、もっと好きになる」を採譜してその楽譜をモバメに掲載

 とにかく好きな音楽を聴いて、五線譜に向かってなにかに没頭していた時期があったので、そうした頃の自分と今のあーちゃんを重ね合わせてしまうのかもしれません。そうした時期が確かにあった。あーちゃんのモバメやブログには、個人的ですがひとつひとつ共感できる部分があります。これも握手会で話したら、ものすごく喜んでくれました。これからも採譜がんばるそうです。  


〇 「放課後の教室」と言われて思い浮かぶ曲は?

 ヤングジャンプにアンダーメンバーが掲載されたときに、欄外だったか下に小さい字で出てたような気がします。彼女の答えは、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。ちょっと笑ってしまったというかわけわかりません。
面白いです。放課後に放送で流れていたのでしょうか?それか吹奏楽部で練習中だったのでしょうか?これもいつか尋ねてみようかな。

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〇NUVO

 もしあーちゃんから紹介されなかったら、手にとって試奏することは絶対になかったでしょう。買いませんが(笑)。プラ管のイメージが変わるくらい、おもったよりいい音がした。気楽に遊びで吹ける3本目か4本目に買うフルートかな。ところで、あーちゃんが持っているフルートはどこのフルートなのでしょうか。グレードとか。かなり興味があります。


 
〇いろいろなものに触れて吸収する多感な時期

 とりとめもなく、彼女のブログやモバメから自分の印象に残った音楽に関する記述を列挙しました。もう長い間、握手会にも行ってませんし、スペイベ等の機会にもまったく恵まれず、いまはどんな音楽に触れているのでしょうか?まったくわかりませんが、もしかしたらHR/HMでしょうか、それともエスニックなもの?、次の情報発信を待ちたいと思います。それがどんなものであれ、必ず彼女の血となり肉となり、彼女を魅力を高める要素として吸収されていくことでしょう。無駄なこと、無駄なものは何一つない。絢音ちゃんを応援することを通して、もっとびっくりしたい。自分ももっと勉強したい。

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 たしか伊藤万理華がどこかのライブのMCで、「今は絢音に注目をしている」と述べていました。是非注目してあげて欲しい!と思いました。万理華さん頼みます。伊藤かりんも以前に「逸材感がすごい」、と番組で言ってました。どのメンバーも逸材ですが、どうか絢音ちゃんの良い部分がさらに引き出せるように願うばかりです。


〇両親以外に尊敬する人は

・憧れとして生駒さん     
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・尊敬する人は生田さん
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 この先輩にしてこの後輩!乃木坂46はほんとにすごいグループ!(米徳ちゃんがいてくれたらな・・・) 
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〇そして、「墓場、女子高生」へ

 これから、この舞台の上演を通して、鈴木絢音がどのような飛躍を遂げるのか、ほんとうに楽しみでなりません。このあと神宮でのライブと、9月にはアンダーライブもあるのですが、今から10月が待ち遠しくてなりません。遠征の都合で、たくさんの回数は見られないと思いますが、じょしらくで見せた演技からどれだけ変わってくるか、どんな演技でファンを楽しませてくれるのか、鈴木絢音推しにとって、まだまだ幸せな日々は続きます。

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〇最後に

 今日、なんとなくパソコンの前に座ったのは、繰り返しになりますがずんずくずーさんの“内面から湧き出る美しさ”という言葉に惹かれたからです。話は変わりますが、かつて染色家の志村ふくみさんを訪ねた評論家の大岡信が、美しいさくらのピンク色に染まった着物を見てそれを桜の花びらを煮詰めて色づけたものだと思った。
ところが、志村さんに言わせると、実際には桜の茶色い木の皮から煮出しだものだという。大岡は生きとし生けるものの、一刻も休むことのない活動の精髄と、目に見える美しさというものはほんの先端でしかないこと。ほんとうは全身で美しさを表現しようとしていること知る。現在でも教科書に載っている「言葉の力」。

 生駒里奈であれ、生田絵梨花であれ、また白石麻衣であれ誰であれ、重ねた準備と鍛錬、苦難や葛藤のくり返しの中に彼女達のいまの美しさがあることを去年のツアーから学んだ。私たちは、表にでてきたものを目で見て楽しむだけ、それだけです。中のことや内部のことはわかりません。でも、今年のツアー(大阪公演)を見ても、それらがどれだけ準備を積まれて出てきたものなのか、すごく伝わりました。(少なくとも自分はそう思いました)

これからも乃木坂46のパフォーマンスを全力で楽しみたいと思います。

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                                (だいせんせ)




後記:
文学編はきっとタキオンさんが書いて下さるでしょう。ガンプラ編はとりゃおさんとたいちょうさんがきっと。