〇三輪 智也さんへのインタビュー

- よろしくお願いします。 最初に、普段の演奏活動や作曲活動について。

 自分の中で、プレイヤーとして活動したい時期と、作曲家として曲を産み出したい時期っていうのが、シーズン的にはっきり分かれていて、どっちに注力しているか、そのimbalanceっていうのはありますね。今は完全に曲を産み出したい時期なので、ガリガリ曲を書いています(笑)。

- 得意なジャンルとか

 これは公言しているのですが、Popsとロック、トランスが好きなので、そういった方面の曲をよく書きます。 

- 曲を書くのは依頼とか公募とか

 いろいろなケースがあります。制作のお話しをいただく場合もありますし、仕事を通して繋がりのあるところに音源を持っていく場合もあります。所謂デモ音源と呼ばれるものですが、おそらくどの作曲家さんもされていると思います。

- プロフィールを拝見したのですが、邦楽をルーツにお持ちなのですね。

 はい。DNAとしてそれはありますね。今でも和風の曲を作るときは、曽祖父、曾祖母に聴かせたとしても恥ずかしくないものにする、っていうプライドはありますね。 


三輪 智也さんプロフィール


 
曾祖父の兄に竹保流尺八の初代竹保、曾祖母に箏で宮城道雄との演奏や

レコーディングを行っていた、邦楽の家系に生まれる。

幼少よりヤマハの幼児音楽教室に通い、その後ピアノとエレクトーンを習う。

中学校の音楽の授業の一環で行った作曲で興味を持ち、17歳でMODPlug Tracker

を知りDTMを始める。

19歳よりCakewalk SONARを用いて楽曲製作を開始し、楽曲提供や自主制作CD

の制作、出版を精力的に行う。

2015年よりSteinberg Cubaseに変更し、楽曲を鋭意制作中。


主にポップス、ロック、トランスを得意とし、特にキャッチーでメロディアスな

楽曲を多く制作する。13絃や17絃の箏を用いた楽曲製作も行い、箏のみの楽曲

や現代音楽と共存させた作品も好評を得ている。

シンプルでストレートな表現をすることを重視し、1人でも多く誰かの心を動かす

ことをポリシーとしている。


                     - 三輪 智也さんHP「kuma's work space」より引用


三輪さん変更後1

- 今回出演の経緯について

  「ぐるぐるのぎざか」さんのレポートとかを見ていると、「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」がイベント中に4回ぐらい流れているんですよ。それを見て、「すげー!」とか「なんでだー!」みたいなコメントを書いていたのを、たぶん誰か見ていたのでしょうね(笑)。そうしたら、46HOUSE!さんからオファーをいただいて・・。いや、このへんの詳細はblankさんに聞いてください(笑)。自分としては、普通に見に行きたいな、ぐらいに思っていたんですが、気がついたら回す側にいた、みたいな感じです。今日は北海道から来ているのでとことん弾けていこうかなと思っています。

- 46HOUSE!のようなファンが自主的に企画して、音楽を楽しむイベントについてどう思いますか。

 他のアイドルさんではちょっとないイベントだと思います。もっと小さなDJイベントぐらいだったらあるのでしょうけど、100名を超えて、しかも前回は入場規制がかかるような、ここまで大規模なものはそんなにないと思います。先程、Sugaya Bros.さんともお話ししていたのですが、乃木坂ファンのみなさんは楽曲に対する注目度や関心がすごく高いと思います。そういうファンが多いことによって、46HOUSE!のようなイベントが生まれてくるのだと思います。

 イベントを通してファン同士の交流が図れることはもちろん、作曲者にとってもファンと触れ合えることの意味は非常に大きいと感じています。生の声を聞くことができますし、自分が産み出したものに対するファンの反応を、直接見て感じることができる。SNS上のコメントで見ているのと、生で見るのとでは大きな違いがあります。

 実は今日、リハーサルのときに「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」、の衣装柄で作った自作の服(ユニフォーム)を着た人がいらっしゃったんです。あの姿を見て、すごく感動したんです。こんなに愛されているんだと。自分の作品に対するファンの生の評価なんだってしみじみと思いました。

咄嗟ユニ2

                    
※今回の取材で撮影を担当してもらった高杉忍まる⊿@nonozaka46さん。咄嗟がいちばん好きで、このユニフォームは仲間で作って10着しかないそうです。(ちなみに、ツイッターなどでは乃木坂絵師さんとして有名)



- 話しは変わりますが、百合坂46さんが「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」の動画をupされたとき、即座に反応されていましたが(笑)。

 ふふっ、違いますよ。あれでも我慢して抑えてたんです。本当は投稿直後にはチェックしていたんですけど、あまりに早く反応したらいけないかなと(笑)。実際にリハで拝見しただけでも百合坂46さんはすごいなと思いました。気迫や愛がすごく感じられるパフォーマンスで、ただ単にコピーして踊って、みたいな人たちではないと感じました。


- 「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」はファンの間で大変人気の高い曲ですが

 採用していただいた時点で自分の手から離れていることなので、何かを言うには難しいです。秋元先生や京田先生のお力があってこその楽曲ですし、リリース後は、アーティストさんやファンの方に育てていただいた結果なので、自分の手から離れていった子どもみたいなものです。自分は曲作りをすることを、出産だと思っていて、例え曲を産むのは苦しくても、こうやって曲が育って行くのを見るのは楽しくて嬉しいと思っています。

- ファンに向けて一言

 いつも応援していただきありがとうございます。「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」は、ファンの方々にとって、それぞれ様々な感情を抱く楽曲になっていると思いますが、その気持ちを大事にして、これからも是非愛して育ててあげてください。これからもよろしくお願いします。

- ありがとうございました。



〇DJプレイ

 なんといっても「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」が盛り上がりました。多くのお客さんで大合唱が起きるんです。咄嗟であんな大合唱が起きるなんて意外な感じでした。みんな体を揺らしたり、動かしたりしながらとても楽しそうでした。お客さんを上手く煽ったり、ノせたりしている姿がとてもかっこよかったですね。「涙がまだ悲しみだった頃」も新鮮でした。三輪さんがプレイ中に来ておられたTシャツに何か関係あるのかなと思ってしまいました。(わかりませんが。)伝説のライブをご覧になられていたようですね。

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(だいせんせ)



後記:
百合坂46さんが「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」を踊っているときの三輪さんは、独り立ちしていった子どもを見守るお父さんのようでした。(お母さんかも)

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